展覧会
お盆休みの4連休の初日。 特に予定を入れていなかったのですが、前日にtwitterで良さそうな展示の情報を見かけたので行くことに。
@Bunkamura ザ・ミュージアム (※会場写真は美術館の許可を得て撮影しています) いやー やばかったやばかった。耳が妊娠するかと思いました(下品ですみません)。 「ベルギー奇想の系譜」展、やっばいぞ。軽率な気持ちで音声ガイド借りると、スタートボタ…
@上野の森美術館(※写真は美術館・主催の許可を得て撮影しています) 文字の海に溺れるように 生きている娘が一人いる 蟲に体を浸蝕されながら 蟲を愛でつつ 蟲を封じる そういう娘が 一人いる
@山種美術館 (写真は美術館の許可を得て撮影しています) この画像を見ると分かるのですが、「RYŪSHI」とローマ字で書いてある。 これは英語が入っていた方がビジュアル的にかっこいいから、という理由ではなく、川端龍子を知らない人は、つい「りゅうこ」…
@DIC川村記念美術館 ※4月中旬に下書きしたままうっかりしていた記事のため、季節感がおかしなことになっています。 昨年の誕生日に自分へのプレゼントとして、クロスバイクを購入してからそろそろ1年。 必要に駆られて購入を決意したのですが、そういうのを…
@山種美術館 古くから人は花を愛で、その姿に「美しい」、「きれいだ」などの気持ちを抱いてきました。「美しい」とか「きれいだ」と思うとき、同時に胸の中をあらゆる想いが去来します。“あらゆる想い”は、例えば郷愁だったり愛おしさだったり、はたまた畏…
@三菱一号館美術館 ★この展覧会は、普段美術鑑賞を趣味にしている方はもちろんですが、「デザインやイラストを観るのは好きだけど、畏まった絵画はちょっとな~」という方にこそ観てほしい!……ってことをまず最初に書いておきますね。 “ゴッホ”とか“ゴーギ…
@山種美術館 山種美術館50周年記念のラストを飾るにふさわしい「日本画の教科書展」の東京編を観てまいりました。 昨年(2016年)の3月に開催された「奥村土牛」の回顧展から始まって、琳派や浮世絵、そしてベリーベストオブ速水御舟と言っても差し支えない…
@Bunkamura ザ・ミュージアム ※注※文中に無修正春画が出てきます。 2015年の夏、三菱一号館美術館にて開催された「画鬼暁斎」は記憶に新しく、あの展覧会で暁斎のファンになった方も多いのではないでしょうか? 私もそのうちの一人です。今までいろいろな展…
@静嘉堂文庫美術館 武士の魂“日本刀”は、1000年におよぶ歴史のなかで、武器として武人を鼓舞し、美術品としても鑑賞されてきました。近年ブームに沸きながら、しかし道具としても美術品としても身近ではない日本刀。「全部同じに見える」「どこを見ればいい…
@池袋サンシャインシティ 日夜玉集めに勤しんでおられる審神者の皆様、いかがお過ごしでしょうか。 刀剣乱舞二周年を記念した「本丸博」がいよいよ1月6日(金)より開幕します。 一足早く内覧会に行ってきました。既にチケットを獲得された方、予定の調整を…
2016年は2015年に輪をかけていろいろ大変だったため、遠方等観に行けなかった展覧会も結構あるにはあるのですが、いろいろありながらも隙を見てちょろちょろ足を運んだので、気になっていたものの7割くらいは観に行くことができました。 そんなわけで今これ…
@東京都美術館 ※はじめに※ これは腐女子目線の感想です。私は何でも腐らせるほどの能力は持っておらず嗜む程度の者ですが、そういったライト層から見て、こう感じたということを書いています。 ゴーギャン「ひまわりを見ると、君を想い出す」 ゴッホ「君の…
@三菱一号館美術館 情熱的な赤が印象的な近代洋画家・梅原龍三郎。 のびのびとした筆致と鮮やかな色……と文字にすればルノワールの弟子と言われても違和感は無いけれど、実際に梅原龍三郎の絵を観ると、「ルノワール???」と思ってしまうのは私だけではないは…
@芸大美術館 台湾在住の漢方薬剤師・宋培安氏の明治工芸コレクションが130点も集うこの展覧会。「すごい!びっくり!かわいい!」のキャッチコピーのもとに展示されているのですが、すみません、そこに括弧つけて「センスの鬼!」も加えさせていただきたい…
@三菱一号館美術館 ジュリア・マーガレット・キャメロンをご存知ですか? 「1863年末に初めてカメラを手にしたジュリア・マーガレット・キャメロンは、記録媒体にすぎなかった写真を、芸術の次元にまで引き上げようと試みた、写真史上重要な人物です。(展…
@江戸東京博物館 ウォッチ!今何時?めちゃ楽しい展示~!ウィッスッ! というわけで楽しみにしていた大妖怪展行ってきました。妖怪ウォッチ扱ってるってことは子ども向け?と思うなかれ。高著に幽霊画関連をいくつも抱える萬美術屋・安村敏信さん(元板橋…
@ヴァニラ画廊 こちら(「魯山人・(シリアルキラー・)おもしろ落語、はしごした」)のエントリに少し書きましたが、”人間シリアルキラーデータベース”のような友人がおり、その人に誘われて行ってまいりました。嫌いな人は嫌いだろうし、興味のある人はめ…
@東京都美術館 「2016年の4月に都美で若冲やるらしい」 そのニュースを聞いてから「絶対混む」とか「都美なんだ(東博じゃないんだ)」とか「何が来るんだ」とか様々な話が飛び交い、「動植綵絵全部出るし、いろいろすごいことになる」という発表があってか…
@山種美術館 2014年の年始に山種美術館にて行われた「Kawaii日本美術」展はその名の通りのかわいい絵にあふれ我々を魅了しましたが、伊藤若冲生誕300年記念の今年は”HAPPYな日本美術”と銘打って、山種独自のセンスの良さで若冲・大観作品を中心とした吉祥ア…
@三菱一号館美術館 このポスターを見て、「あら可愛い」と心惹かれた方も多いのではないでしょうか。 三菱一号館美術館5周年記念企画展のうちのひとつ、「プラド美術館展」。2002年に西洋美術館で、その後2006年に東京都美術館で開催されたプラド美術館展。…
今年は本当にいろいろあって、本当に本当に大変で自分はこれからどうなるんだろうと途方にくれることもあったのですが、アート関係では良い思い出しかないので、趣味を美術鑑賞にして本当に良かったなとつくづく思う年の瀬です。良い思い出を下さった皆様、…
@上野の森美術館 私がうめ先生を知ったのは月並みですが「魔法少女まどか☆マギカ」。タイバニと同じ時期になんだかすごいアニメがやっているらしい(友人がコスプレをしていた)、山口晃画伯がトークショーでまどマギネタを披露した(まどかを描いた)とい…
@練馬区立美術館 舟越桂が好きで、そのつながりで彼の父親である舟越保武を知り、埼玉県立近代美術館でダミアン神父を初めて見た時は、そばにあった大好きなバルセロナチェアに座ることができないほど衝撃を受けた。 「この人は、怖いものを作る人なんだ」…
@三菱一号館美術館 鮮やかなピンクにリアルな顔の猫又と美女がほほ笑み、「狂ってたのは、俺か、時代か?」のコピーが目に飛び込む、とびきりかっこいいチラシを目にしたときから楽しみだった暁斎展。 暁斎といえば高値をつけた鴉の絵と幽霊画の印象が強く…
@千葉市美術館 (※写真は美術館の許可を得て撮影しています) 「皿や茶碗はいまいちわからん」……と思っていた時期もありました。しかし、いろんな展覧会に行くにつれて、そして東博の常設で凛と展示してあるうつわを眺めるにつれて、あら、お皿とか茶碗とか…
@東京国立博物館 連日公式アカウントから、狂気を感じるほどの待ち時間がtwitterにアップされている「鳥獣戯画」展。 京都でも長蛇の列を作っていましたが、東京もはんぱなく…… せっかくだし、電気グルーヴ20周年ツアーの物販にて販売されていたタオルの元…
@水戸芸術館 さて、今回の展覧会。水戸は新作メインだというではないか。果たして間に合うのかしら……?ヂョン・ヨンドゥ展に行ったとき、次回展のチラシが置いていなかったけど大丈夫かしら……?などと心配になったりしたのですが、実際に発表されたメインビ…
@横浜美術館 先日、「夜の美術館でアートクルーズ」というイベントに参加してきました。トークがおしてしまうことに定評(?)のある、とてもチャーミングな担当学芸員さんががっつり語ってくれるのを聴きながら鑑賞できる贅沢なイベント。解説とこぼれ話、…
@世田谷文学館 あたしはね ”ザマアミロ”って思った 世の中みんなキレイぶって ステキぶって 楽しぶってるけど ざけんじゃねえよって というのは、『リバーズ・エッジ』に出てくる吉川こずえというモデルの女の子(ヘルタースケルターにも出てくる)が、川辺…