ゴールデンウイークに、野点(のだて)に挑戦した。
前々から「実は最小限の携行品で実践可能なんじゃないか?」と勘繰っていた野点。
──と言っても、本格的なそれらしいものではなく、ただ単に外でお薄を飲むというだけである。よって、シミュレーションなどしなくても、お湯と抹茶と茶筅(ちゃせん)と器があれば事足りることは分かっていたのだけれど、やってみないことには分からないので、とりあえずやってみたのでした。
春が好きだ。
それも、一年のうちで今の季節が一番好きだ。
毎年、北風の中にときおり角の取れたまるい風が混じるようになると、春がもうすぐやってくるのだとわくわくする。
そして桜の蕾が気になり始めるのだけれど、これがだんだんと膨らんでくるとそわそわしてしまって、開花の情報が流れようものなら「ああ、そんなに急いで春にならなくていいんだよ」と焦ってしまうのだ。
この季節が一年のうちで一番好きだ。
でも、好きすぎるあまり、過ぎ去ってゆくのを恐れてしまう。
「世の中にはふしぎなことがあるもんだなあ」
そう思ったことはありませんか?
その時は大して気にも留めなかったことが、後々めぐりあわせを生むような。
私は今まで何度か不思議な出来事に立ち会ったことがあるのだけれど、今日またそういったことがあったので(そして個人的にちょっと素敵で気に入っているので)、せっかくだし日記に残しておこうと思う。
続きを読む
ひとつ前のブログにも書いたのだけれど、昨年狩野芳崖の作品を観て猛烈に単眼鏡の必要性を感じ、本格的に購入を考えるようになった。
ちょうどその頃、アートブログ「青い日記帳」のTakさんがケンコー・トキナーの単眼鏡「ギャラリーEYE」の記事を書いており、読むうちにこの単眼鏡に惹かれていった。
というのも、自分がかつて使っていた(そして今もたまに使う)一眼レフの交換レンズ一式がトキナーのものなのだ。はじめはビクセンの単眼鏡にしようと思っていたのだけれど、そうか、トキナーって単眼鏡出していたのか。こうなってくると俄然こちらを贔屓してしまう。
ビクセンが刀剣乱舞の山姥切国広モデルを出してきたので迷ったのだけれど、近距離からもピントが合うこと、視野がひと回り広いことから、初めての単眼鏡は「ギャラリーEYE」、君に決めた。
続きを読む
年末盛大に風邪をひいて予定が後手後手になってしまい、ただでさえ書くのが遅いブログの準備を全くできていなかったために年を跨いでしまいました。
今年はもう本当にいろいろあって忙しくて、なんか2018年と2017年の記憶がごっちゃになってしまって「2018年の展覧会ってなんだっけ……?」という……。
チケットの半券をひっくり返して辛うじて10本に絞ったものの、うっかり入れ忘れてしまったものとかあったのですが、とりあえず自分メモとして2018年の展覧会ベスト10です。
続きを読む